ニキビにはホルモンによるもの、ストレスによるもの、皮脂の分泌異常など様々な原因があります。まずは、皮膚科にて保険診療でのニキビ治療をおすすめしています。
保険診療で改善が難しい方に向けて、当院では下記のニキビ治療を行っています。
サリチル酸マクロゴールピーリングは、ケミカルピーリングの一種で、サリチル酸をマクロゴールという基材で溶解することにより、皮膚深部への酸の浸透と中毒の危険性を防ぐことができる安全性の高いピーリング剤です。また、施術後皮膚が赤くなったり、皮がぽろぽろ剥けるといった肌のトラブルも少ないのも特徴です。グリコール酸、乳酸などのピーリング剤と比べて、サリチル酸マクロゴールピーリングは毛穴づまりやニキビなどの治療に効果的です。また、サリチル酸による美白効果、刺激が伝わることで真皮のコラーゲン産生を高める効果もあります。
正規の濃度でおこなっておりますので、より短期間での効果が認められます。
重症ニキビに対しては、アクネトレント(内服薬)を用いて治療いたします
ニキビによる赤みが気になる方に赤ら顔モードで照射を行います
レーザーを点状に密に敷き詰めて照射する方法を“フラクショナル”といいます。組織を蒸散させるCO2(レーザーをフラクショナル照射することで、その創傷治癒過程を利用し、1回の照射で肌の約10~15%の再生が促されます。ダーマペンと違い、出力の強さや深さを自由に微調整できるため、より強力な治療を行うことが可能です。
CO2((炭酸ガス)フラクショナルレーザーとは、波長10600nmの赤外線領域の光を発する、水に反応する特長のあるレーザーで、お肌に微細な穴を開けその修復作用で肌表面の凹凸を改善します。ダーマペンとの違いは、CO2フラクショナルレーザーは穴があいてくると同時に熱が入っていくため、熱による「引き締まり効果」も期待できます。
クレーターのニキビ跡、毛穴の開き、皮膚の凸凹(リストカット、傷あと、手術痕、妊娠線)、シワ、くすみ、小じわ、ちりめんじわ(目の下の小じわ)の改善に効果を発揮します。1回の施術で10~20%の肌の再生、入れ替えを目指し、5回で1クールとします。従来のフラクショナルレーザーに比べて痛みもダウンタイムも少なくより効果的です。
メイクでカバーしていてもなかなか隠せないことも多く、赤ら顔に悩んで受診される方も多くいらっしゃます。赤ら顔は毛細血管が拡張してしまっていることで引き起こされます。毛細血管が拡張する原因としては、酒さ、ニキビ、脂漏性皮膚炎、乾燥、酒さ様皮膚炎、ステロイド皮膚炎など色々です。原因や症状によって治療方法は異なります。レーザーやIPL、内服・外用薬によって改善されるケースがあります。いずれの治療方法も医師の診断が必要になりますので、赤ら顔を改善したい場合にはご相談ください。
「ピーリング」とは「剥がすこと」を指し、正式名称としては「ケミカルピーリング」と呼ばれる施術法です。エステティックサロンで行われているピーリング剤は、肌表面の状態を整える、化粧のりを良くする等の効果をたらしますが、ニキビやシミ・小ジワ・毛穴・くすみに対して治療効果が認められるピーリング剤はクリニックなどの医療機関のみで仕様が許可されています。
イタリアで開発された「PRX-T33」という高濃度TCA(トリクロロ酢酸)、低濃度の過酸化水素、コウジ酸が配合された薬剤を使用し、従来のピーリングのように皮膚を剥離せず、肌深層である真皮層に美容成分を浸透させることができ、コラーゲンの生成をうながします。お肌のハリや弾力を取り戻し、小ジワ・くすみの改善効果が期待できます。ピーリングなのにレーザー治療を受けたかのようなハリつや感をもたらします。