鼻尖縮小手術は、主に鼻先を細くするのが目的の手術です。 正面から見て鼻先の横幅が広い、いわゆる「団子鼻」を改善し、細くすっきりとした鼻先にするのが目的です。手術は、鼻先(鼻尖(びせん))にある余分な軟骨を切り取ったり、縫い合わせることで、太い鼻先が細く、スッキリとなり、鼻筋もしっかりと通った印象に変えることができます。ご希望の形によっては、耳の軟骨を採取し、より高さを出すこともできます。
日本人の鼻翼は皮膚が厚く丸みを帯びた形をしているため、存在感があり、横に広がって見えることが少なくありません。 また、鼻尖部(鼻先)の丸みと相まって幼い印象を与えがちなため、小鼻を小さくしてすっきりさせたいというニーズが多くあります。小鼻縮小術(鼻翼縮小)は、小鼻(鼻翼)や鼻孔(鼻の穴)底の皮膚を切除して縮小し、小鼻の大きさや幅(左右の鼻翼間の距離)を小さくしてバランス良く整える治療です。 術式は大きく分けて3つあり、
があります。診察にてどの術式が適しているか判断します。
耳介軟骨移植は、耳の軟骨を鼻先に移植することで、鼻先を高く、すっきりとシャープな形にする手術です。軟骨を移植する位置や量を調整することができるため、自然な変化を希望される方にお勧めです。鼻先を前方にツンとさせたり、アップノーズをつくったり、鼻柱を下へ伸ばすることができます。耳の軟骨は目立たない部分を切開するため(耳の後ろ)、傷跡も目立ちません。また、ご自分の組織を利用するため、異物反応やアレルギーを心配される方でも大丈夫です。自然な仕上がりが半永久的に持続します。
身体に影響がない安全な医療用シリコンを用いることで、鼻筋の輪郭がよりはっきりとします。体内に吸収されることがないので、一度入れれば半永久的に効果が持続します。 当院では、長期的な合併症を防ぐため、基本的にはI型のプロテーゼを用います。
一般的には鼻の穴の中を切開し、プロテーゼを抜去します。局所麻酔を用いて、手術時間は30分程度です。
手軽に鼻を高くしたい場合は、ヒアルロン酸を用います。注射だけで鼻を高くできるので、鼻を高くした時のイメージを知りたいという場合にも適しています。 ヒアルロン酸注射の場合は、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン溶解注射)で元に戻すことができます。
鼻すじの中ほど部分が突出して段差が目立つ鼻をワシ鼻(鷲鼻)と言います。突出部分はハンプと言うので、別名ハンプ削りとも言います。この突出部分を削り落として真っ直ぐなラインにするのがワシ鼻修正術(ワシ鼻削り)です。
他院で治療を受けたあとに結果が不満足だった方のご相談もお受けしております。