デリケートゾーンやお胸のお悩みは誰にも相談出来ず、一人で悩まれ、つらい思いをされている方が多いと思います。当院は女性特有のお悩みに対しては、女性医師・女性スタッフが対応しますので、安心してご相談ください。
陰部にあるふっくらとした皮膚のひだ(膨らみ)を大陰唇といい、小陰唇はその内側にある薄いひだを指します。膣の中に雑菌が入らないようフタをする役割があります。小陰唇が大きすぎると擦れて痛みを伴ったり、悪臭の原因になることがあります。デリケートゾーンに擦れや痛みを感じる、大きさ・左右差・見た目が気になる、黒ずみが気になる、臭い・蒸れがあるといったお悩みがある場合は、お気軽にご相談ください。小陰唇縮小手術は小陰唇の余分な部分や黒く色素沈着した部分を切除し、色や形を小さくします。当院では切開法を工夫しているため、端が分厚くなることを防ぎ、より自然な形状にすることができます。局所麻酔で感覚を取り除いた後に施術を開始しますので、痛みが不安な方もご安心ください。陰部は血流が豊富な部位ですので1~2週間血がにじむことがありますが、徐々に落ち着きます。この間はナプキンで患部を保護してください。治療当日はできるだけ安静に過ごしてください。
大陰唇は、小陰唇をおおっているふっくらとした女性器の外側の部位です。大陰唇をふっくらとさせているのは脂肪ですが、加齢とともにこの脂肪が減り、大陰唇にシワやたるみができることがあります。また、大幅な体重減少などで皮膚のたるみが残ってしまうことがあります。大陰唇が肥大していくと、見た目が悪くなってしまったり、肥大した部分が下着やナプキンなどにこすれて肌荒れをや黒ずみが発生したり、痛みを伴ったりします。また、汚れがたまりやすくなるため、ニオイなども気になることがあります。大陰唇が肥大した部分や黒ずみが目立つ部分を切開して縫合し、形を整え、形成外科的な縫合法で丁寧に仕上げます。陰部は血流が豊富な部位ですので1~2週間血がにじむことがありますが、徐々に落ち着きます。この間はナプキンで患部を保護してください。治療当日はできるだけ安静に過ごしてください。
副皮(ふくひ)とは、小陰唇と大陰唇の間にあるヒダ状の皮膚のことを指します。副皮は全くない方や、2重3重にある方、片側だけある方など個人差があります。小陰唇と区別がつきにくく、混同されている場合も多いです。ヒダの間に垢が溜まったりすることで臭いの原因になったり、また、クリトリス包茎や小陰唇肥大と合わせて手術を行う場合もあります。余分なヒダを切除して、女性器の形を整える手術です。陰部は血流が豊富な部位ですので1~2週間血がにじむことがありますが、徐々に落ち着きます。この間はナプキンで患部を保護してください。治療当日はできるだけ安静に過ごしてください。
小陰唇上部の突起した部分を陰核(クリトリス)といいます。陰核(クリトリス)の外側に、全体的に覆い被さっている包皮と呼ばれる皮膚があり、覆い被さっている包皮の量には個人差があります。通常よりたくさんの包皮に覆われていて、刺激などがあった場合でも、容易にクリトリスが露出しない状態を「陰核(クリトリス)包茎」といいます。性交時の不感症やクリトリスを刺激された時に皮膚が擦れることにより痛みやかぶれ、また、包皮に覆われた部分に垢がたまることによる臭いが気になる場合があります。治療は、手術によって、過剰なクリトリス包皮を部分的に切除して、クリトリスを適度に露出させ形を整える施術を行います。陰部は血流が豊富な部位ですので1~2週間血がにじむことがありますが、徐々に落ち着きます。この間はナプキンで患部を保護してください。治療当日はできるだけ安静に過ごしてください。
処女膜再生手術は、損傷した部分を修復し、元の状態に戻す手術を行います。溶ける糸で縫合を行うため、パートナーに処女と思わせたい場合は、手術後、糸が脱落するまでの約2週間以内に性交渉をされることをおすすめします。
性交の際挿入できなかったり、強い痛みを伴う場合は処女膜切開術を行うことにより膣の入り口を広げ、挿入をスムーズにすることが可能です。緊張の強い部位を数カ所切開し、術後の出血や癒着防止のため切開した箇所を溶ける糸で縫合して終了します。糸は数週間で自然に脱落します(抜糸不要です)。陰部は血流が豊富な部位ですので1~2週間血がにじむことがありますが、徐々に落ち着きます。この間はナプキンで患部を保護してください。治療当日はできるだけ安静に過ごしてください。
乳頭縮小は、乳頭の長さを短くする、乳頭の大きさを小さくする、乳頭の高さと大きさを縮小する、左右バランスを整えるなどの手術を指します。通常、日本人の平均的な乳頭の大きさは、長さと直径が8〜12mmほどとされています。元々の形や、日常生活の刺激、出産や授乳などで大きさや形が希望とは違う状態の時には、形が変わってしまった余分な部分を切除し適切にデザインし直して縫合することで、理想的な大きさや長さに整えることができます。
FAGAとは、「Female(女性の)AGA」(女性男性型脱毛症)のことです。AGA(男性型脱毛症)は男性に起こる進行性の脱毛症のことを示すのに対し、FAGAは女性に起こる脱毛・薄毛のことを示します。 初期症状としては、分け目が広がったように感じたり、抜け毛が増えたりします。症状が進んでいくにつれ、髪が全体的に薄くなったように感じます。進行すると、頭頂部から脱毛していく範囲が徐々に広がっていきます。女性の場合、頭頂部もしくは全体的に均一に抜けていくことが多いのが特徴です。 原因としては、加齢による女性ホルモンの影響や、遺伝的な要因、自律神経の乱れなどが関係しています。 FAGAは適切な治療が大切です。男性が使用する治療薬は女性の使用が禁忌とされているものもあるため、家族が使用している治療薬を使用することはせず、医療機関を受診して処方を受けましょう。
日本皮膚科学会が定めた『男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン(2017年版)』においてFAGA(FPHL)にも有効性が認められています。頭皮の血流改善の効果があり、毛母細胞の細胞分裂が活発になり、薄毛が改善します。
女性の薄毛治療と特にびまん性の脱毛の治療薬として、世界で初めて認可を受けた治療薬です。3ヶ月の服用で70%の方に抜け毛の減少、20%の方は抜け毛が全くない状態にまで回復が見込めます。
気になる部分にプラセンタを注射器で注入する方法があります。プラセンタの頭皮への注射によって、頭皮血流の改善、ホルモンバランスの調整、頭皮の抗炎症作用などが認められます。内服薬・外用薬とプラセンタの注射を併用することで治療効果を高めます。